「注文してから完成まで、どのくらいかかりますか」というご質問は、最初の相談でほぼ必ず出てきます。標準的な両開きゲートの場合、現地採寸から施工完了まで約6週間です。この記事では、その6週間の各工程で何が行われているかを説明します。
第1週:現地採寸と設計打ち合わせ ¶
まず現地を訪問し、間口の幅・高さ・地盤の状態・既存の基礎の有無を採寸します。同時に、意匠パターン・塗装色・金物(蝶番・錠前)の選定を行います。この打ち合わせをもとに設計図を作成し、お客様に確認していただきます。設計図の確認と修正に通常3〜5日かかります。
第2〜4週:工房での製作 ¶
設計図が確定したら、工房での製作に入ります。まず木材の最終確認(含水率・木目の向き)を行い、框材と桟材を寸法通りに加工します。框の組み手(ほぞ・相欠き)を加工し、仮組みして寸法を確認します。その後、防腐剤の加圧注入処理を行い、再度乾燥させてから本組みに入ります。製作期間は意匠の複雑さによって2〜3週間です。
第5週:基礎工事と取り付け ¶
現地での施工は2日間が標準です。1日目に既存ゲートの撤去(ある場合)と基礎アンカーの設置を行います。コンクリートの養生に1日かかるため、2日目にゲート本体の取り付けと蝶番の調整を行います。電動開閉の場合は、モーターの取り付けと配線工事も2日目に行います。
第6週:塗装仕上げと最終確認 ¶
取り付け後、現地で塗装の仕上げ塗りを行います。工房での下塗りに加え、現地での上塗りを2回行うことで、均一な塗膜を確保します。塗装乾燥後に開閉の動作確認、錠前の調整、施主への引き渡し説明を行い、施工完了です。引き渡し時に、メンテナンスの時期と方法を記載した書面をお渡しします。
6週間という期間は、急ぎたい方には長く感じるかもしれません。ただ、木材の乾燥と防腐処理の工程は省略できません。新築の外構工事に合わせる場合は、建築の進捗に合わせてスケジュールを調整しますので、早めにご相談ください。